top of page
  • 執筆者の写真株式会社 フューチャービジョン

S2000 車高調交換 & 吸気温度センサー移設

以前より弊社で整備させていただいているK様のS2000ですが、今回は

・車高調の交換

・吸気温度センサーの移設

の2点でお預かりいたしました。


1点目

車両購入時に取り付けられていた街乗り用の車高調から、ジムカーナなどのスポーツ走行を視野に入れた車高調へと交換したいとのことで承りました。


2点目

AP1は吸気温度センサーがサージタンク部分に取り付けられています。


AP1には、エンジンの熱がサージタンクを介して吸気温度センサーに伝わることで、正しい吸気温度を感知できないという問題があります。

(※AP1は吸気温度が40℃を超えると、パワーダウンするようなコンピューター制御になっているのですが、外気温が低い3月でも吸気温度60度〜70度を計測していました。)


AP2ではこの問題を回避する為に、吸気温度センサーの取り付け箇所がエアクリーナーボックスからサージタンクまでをつなげているエアインテークホースへと変更になっています。


今回の作業2点目では、吸気温度センサーの取り付け箇所をAP2と同様の場所に変更します。

(※AP1の吸気温度センサー移設に関してはメリットばかりではありません。移設することで起こるかもしれないトラブルなども説明した上で、お客様からの強い要望を受けて作業させていただきました。)

 

HKS HIPERMAX IV SP (バネレート前後16kg)

HKS HIPERMAX IV SP は、バネレート16kgを基準に±2kgを選択できますが、S2000は前後重量配分が50:50なので、前後16kgで揃えての提案とさせていただきました。


 

フロント側


 

リア側


 

AP2のエアインテークホースにAP1の吸気温度センサーを移設しました。

見栄えを意識し、AP1の吸気温度センサーの耳は削り落としました。

(※AP2の吸気温度センサーとAP1には互換性がないので、センサーはそのままAP1の物を使用しています。)


 

本来、吸気温度センサーが取り付けられているサージタンク部分です。

形に合うように鉄板を削り出し、ビス留めにて塞ぎました。

間違ってもアルミテープなどで塞いではいけません。


 

作業後、お客様より


・車高調を交換したことで乗り心地も車の動きもよくなった

・街乗りからして明らかに車のパワーが上がった


と喜びの声をいただきました。

こういった声をいただけると、我々一同励みになります。

 

弊社ではオイル交換などの簡単な整備から、レストアやカスタムまで受け付けております。

気軽にご相談ください。


閲覧数:300回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page